能登産の生サザエをチルドゆうパックで届ける「ふるさと小包」の発送が9日、穴水町前波の諸橋郵便局で始まった。初日は北海道から九州まで全国各地へ34箱が送られた。
サザエは1個100グラムの食べ応えのあるサイズで、1・2キロ入り(送料と税込み3200円)、2・5キロ入り(同5200円)、5・5キロ入り(同1万500円)の3種類がある。波の穏やかな能登内浦で採れたサザエは身が柔らかく、贈答用として多くの引き合いがある。発送のピークは7月頃で、例年並みの1千箱を届ける見込み。
川端康秀局長は「外出控えの影響で帰省がままならない家族へ送る地元の人が多い。ふるさとの海の幸を味わってほしい」と話した。