魚津市内の飲食店の感染予防策を視察し、激励するミラたん

魚津市内の飲食店の感染予防策を視察し、激励するミラたん

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コロナ感染予防策「☆」で認証 魚津飲食業組合 ミラたんもPR

北日本新聞(2021年6月11日)

 魚津市の飲食店が新型コロナウイルスの影響で打撃を受ける中、魚津飲食業組合(早川隆幸組合長)は、感染予防策の徹底度を星の数で表示する独自の認証制度を始めた。最高評価は三つ星とし、市が事業所に配っているステッカーなどに星を表示する。10日は市のキャラクター、ミラたんが対策を視察して激励し、風評被害の払拭(ふっしょく)に努めた。

 市内では5月に25人の陽性が分かり、飲食店での感染例もあった。組合は「感染防止策をしている店とそうでない店がひとくくりにされている」とし、市に感染予防ガイドライン厳守の指導などを求めていた。

 組合の認証は、市が昨年から行う感染防止対策宣誓制度のチェック項目を活用する。飲食店向けは、従業員のマスク着用など32項目あるが、店の自己申告によるものだったため、組合が独自で徹底度を調べる。

 10日はミラたんが、組合の認証で三つ星とした飲食店「三三五五」(魚津市釈迦堂)を訪ね、二酸化炭素濃度の検出器で空気循環を確認するなどの対策を視察した。早川組合長は「安心して来てもらえるよう、市内全域の店に対策徹底を呼び掛けたい」と話した。

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