10日に始まったスイカの選果作業=松本市波田

10日に始まったスイカの選果作業=松本市波田

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スイカ「シャリうま」今年も良好 松本・波田で出荷開始

信濃毎日新聞(2021年6月11日)

 松本市波田の松本ハイランド農協すいか共選所で10日、ハウス栽培のスイカの選果と出荷が始まった。来月出荷が始まる露地栽培を含め、味、品質とも例年通り良好な仕上がりという。同農協すいか部会長の上原伝一さん(64)は、本格的な夏を前に「歯応えと甘さで『シャリうま』のスイカをたくさん食べていただきたい」とアピールした。

 初日は農家1戸が約700玉を持ち込んだ。検査員が傷の有無などを確かめた後、選果機へ。丸々としたスイカが1個ずつトレーに載って進み、糖度や重さなどを測ってから次々と箱詰めされた。11日朝に市内の市場で初競りを行う予定で、関係者は「高いといいな」と期待していた。

 同農協管内の生産者は約200戸で栽培面積は約200ヘクタール。出荷はハウス栽培が7月上旬まで。その後、9月中旬まで露地栽培の出荷が続く。今年の出荷量は94万ケース(1ケース2玉入り)、販売高は25億円と計画している。

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