駒ケ根市の「駒ケ根ファームス」内の売店が「おみやげショップこまかっぱ」としてリニューアルし１２日、お披露目のための「チーズケーキまつり」を２日間の日程で始めた。ファームス内で作られる地元産「すずらん牛乳」を使ったチーズケーキをＰＲ。果物を使ったシェイクも人気があり、行列ができてにぎわった。

　売店は指定管理者が代わり、４月下旬にリニューアル。食事スペースをなくし、売り場を広くした。新型コロナウイルス感染拡大の影響で宣伝できずにいたが、県独自の上伊那地域の感染警戒レベルが下がったため催しを企画。地域と連携しようと、市内外の菓子店５店のチーズケーキを集めた「まつり」をした。

　今後はテークアウトも力を入れる予定で、すずらん牛乳を使ったソフトクリームに地元産イチゴなどを混ぜたシェイクもお披露目した。指定管理する駒ケ根リゾートマネジメント総支配人の平沢浩二郎さん（４６）は「地域密着で散策や食べ歩きも企画し、観光客だけでなく地元の人が集う場所にしたい」と意気込んでいた。