越前市中山町の観光農園「どんぐり山」で12日、サクランボ狩りが始まった。初日から親子らが訪れ、初夏の味を楽しんだ。
同農園は11棟のハウスで15種、計180本のサクランボを栽培している。大粒の「正光錦」や、さわやかな酸味の「香夏錦」などが楽しめる。
来園者は真っ赤に熟れたサクランボをもぎ取り、次々と口に運んでいった。参加した親子らは「甘くておいしかった」「数え切れないほど食べた」と笑顔。同園の担当者は「気温がぐっと上がった影響で実がよく育った。期間中は赤くておいしい実が食べられそう」と話していた。
サクランボ狩りは7月上旬まで。期間中は無休。どんぐり山のホームページで事前予約が必要。入園料は中学生以上2500円、小学生2200円、3歳以上の園児千円、2歳以下無料。問い合わせは同農園=電話0778(28)1288。