デラウェアの色づきや形を見る検査員ら

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デラウェア、松本で出荷始まる 糖度25度も「10年以上検査し初」

信濃毎日新聞(2021年6月15日)

 松本市里山辺の松本ハイランド農協山辺ぶどう集荷所で14日、今季のブドウの出荷が始まった。ハウス栽培のデラウェアには、高くて23度とされる糖度が25度に及ぶものも。5月の高温や日照量が影響し甘さや色づきは良好だという。7月中ごろからは、巨峰やピオーネ、シャインマスカットなどを順次出荷する。

 午前8時、生産者2軒から2キロ入り38箱と、10パック(1パック280グラム)入りケース43箱が寄せられた。検査員が色づきや房ぞろい、粒の大きさを見て、最上級を示す「秀」のスタンプをそれぞれの箱に押した。同農協ぶどう部会の佐々木浩志副部会長(56)は「10年以上検査をやっているが、25度という値は初めて」と話していた。

 同農協は本年度のブドウ販売額を13億3600万円と予定。松本市農協、塩尻市農協との合併前だった昨年度の松本ハイランド農協の同販売額は11億4834万円だった。

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