「七慟伽藍」のチラシ

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一乗谷朝倉氏遺跡 特別史跡50年、名勝30年 演劇奉納

福井新聞(2021年6月16日)

 今年、国の特別史跡指定50周年と特別名勝指定30周年を迎える福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡で7月17日、一乗谷を舞台にした演劇「七慟伽藍(しちどうがらん)」の奉納公演が行われる。事前予約制で入場無料。

 福井の発展振興に向けて活動する市民団体「ふくい和の会」が主催。横浜市を拠点に活動する劇団「THE REDFACE」が全国各地で披露している演目で、座ったままの朗読に上半身の動きを付けて演じる「活読劇」という形で上演する。

 「七慟伽藍」は、かつて覇を争った戦国武将たちの冥界でのやりとりを描く。織田信長や明智光秀、朝倉義景ら7人の武将が登場し、一乗谷が重要な場所として登場する。福井での公演は2017年以来2度目。

 同遺跡の唐門前の芝生広場に特設舞台を設け、約350席を並べる。午後5時開場、同6時半開演。ソプラノリコーダーの演奏もある。

 ふくい和の会の会長は「愛と和を重んじた朝倉義景公の一乗谷の記念すべき年に、コロナ禍での安寧と平和を祈りたい」と来場を呼び掛けている。

 雨天時は翌日に順延する。入場には事前予約と整理券が必要。問い合わせはふくい和の会事務局=電話090(4681)4621。

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