鈴木夫妻による線画と銀細工の二人展=6月16日、福井県福井市松本1丁目のギャラリーサライ

鈴木夫妻による線画と銀細工の二人展=6月16日、福井県福井市松本1丁目のギャラリーサライ

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線画と銀細工、夫婦で作品展 福井市のギャラリーサライで開催

福井新聞(2021年6月20日)

 坂井市三国町にアトリエを構えるグラフィックデザイナーの鈴木和雄さんと、妻で銀細工作家のマミ子さんの作品展(福井新聞社後援)が6月30日まで、福井市松本1丁目のギャラリーサライで開かれている。巧みな筆遣いで描かれた線画24点と、涼やかな銀細工のアクセサリー約70点が並ぶ。

 和雄さんの線画は作中に登場する女の子の目線で描かれ、ピエロが楽器を弾いたり、猛獣を手なずけたりする様子が描写されている。繊細な線で柔らかな表情や躍動感ある手足などが表現されている。作品の木枠も和雄さんが仕立てた。

 マミ子さんが手がける銀細工は、繊細な曲線を生かした波打つピアスやユニークな模様を施した指輪など、洗練されたデザインのアクセサリーが並ぶ。シルバーの色合いと軽やかな素材が夏にぴったり。

 マミ子さんは「どんな人でも身につけた時になじむようなデザインに仕上げた。遊び心あふれる夫の作品と共に作品を楽しんでほしい」と話した。

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