永村さん(左から2人目)に三味線の弾き方を教わる学生=金沢市片町2丁目

永村さん(左から2人目)に三味線の弾き方を教わる学生=金沢市片町2丁目

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金沢の文化施設 「体験型」で触れる企画

北國新聞(2021年6月21日)

 金沢芸術創造財団と金沢文化振興財団は夜の金沢の文化施設を楽しむ「金沢ナイトミュージアム」(北國新聞社後援)に体験型プログラムを導入する。若い世代に広く知られていない現状を変えようと、学生が参加してアーティストと一緒に「創る」ことのできる企画で金沢の芸術や文化に一層親しんでもらう。第1弾として津軽三味線のプロと「セッション」するイベントを計画している。
 金沢ナイトミュージアムは文学や能、工芸など金沢に息づく文化に触れてほしいと、市内の施設で2013年から、多様な催しを開いている。
 ただ、若い層の来場者が少ないことが課題だった。今年度は「芸術文化をもっと身近に」をテーマに掲げ、学生をターゲットに据えた企画に取り組むことにした。音楽を聴いたり、演劇を見たりするだけでなく、一緒に参加してもらうことで、芸術や文化への関心を高めてもらう。
 市出身の津軽三味線奏者永村幸治さん(37)とのコラボ企画では、学生が事前に6回のワークショップを受け、9月5日に金沢学生のまち市民交流館(片町2丁目)の交流ホールで開かれるライブに出演する。
 20日は同館で1回目のワークショップが開かれ、県内の大学生10人が三味線の胴の中央あたりをたたく「後ろばち」に取り組み、腕の位置をそのままに手首を動かすことを学んだ。
 ライブでは学生のみで合奏し、永村さんが所属する和、洋楽器バンド「Sound Splash」と音を重ねる。北陸先端科技大学院大の能重晴妃さん(22)は「音に迫力があって楽しい。本番では堂々と演奏したい」と意気込んだ。
 8月には、大学生が参加する詩の朗読会も予定されている。金沢芸術創造財団の担当者は「一緒につくり上げていくプロセスを大事に芸術の魅力を感じてほしい」と話した。

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