上田市日本遺産の構成文化財で重文の前山寺三重塔を訪れた人たち

上田市日本遺産の構成文化財で重文の前山寺三重塔を訪れた人たち

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日本遺産認定1周年記念 上田・塩田平4寺院を無料開放

信濃毎日新聞(2021年6月21日)

 上田市日本遺産推進協議会は20日、市の日本遺産「レイラインがつなぐ『太陽と大地の聖地』~龍と生きるまち信州上田・塩田平」の認定1周年を記念し、構成文化財がある市内四つの寺を無料開放した。地元の塩田平ボランティアガイドの会が参拝者らを案内し、魅力を紹介した。

 通常は拝観料や入山料が必要なところ、各寺の協力を得て安楽寺八角三重塔(国宝)や中禅寺薬師堂(重要文化財)、常楽寺石造多宝塔(同)を公開した。前山寺では重文の三重塔をガイドが案内。参拝者らは、塔1階には手すり「勾欄(こうらん)」といった飾りがある一方、2、3階にはない「未完成の完成塔」とも言われる由来などの説明に耳を傾けていた。

 東御市の元教員大西道夫さん(81)は、約40年前から前山寺を写真撮影に訪れるようになったといい「昔と変わらず美しい。さまざまな花が咲く寺なので、シーズンにまた撮影に訪れたい」と話した。

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