大正から昭和初期にかけて活躍した日本画家、宮里静輝の作品展=魚沼市虫野の伊米ケ崎公民館

大正から昭和初期にかけて活躍した日本画家、宮里静輝の作品展=魚沼市虫野の伊米ケ崎公民館

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緻密な筆遣い間近で 宮里静輝展 魚沼・伊米ケ崎公民館

新潟日報(2021年6月21日)

 大正から昭和初期にかけて活躍した新潟県魚沼市虫野出身の日本画家、宮里静輝の作品展が、地元の伊米ケ崎公民館で開かれている。波間に朝日が昇る様子や春の紅梅、四季を表したびょうぶ絵など緻密な筆遣いの作品が並んでいる。

 静輝は1881年に虫野の神主の家に生まれた。19歳で雅号を綾湖(りょうこ)とし、京都の画家に師事した後に静輝と改めた。全国各地の画展で入選。1952年に亡くなった。

 作品展は地元の保存会が市内の作品所有者の協力を得て実施している。9回目となる今回は、前半、後半で延べ30点を展示。中国の「二十四孝」や七福神を題材にした掛け軸、7~12月の自然を一枚ずつ描いた六曲一隻のびょうぶ絵などを展示した。

 保存会長の森山喜久男さん(71)は「地元に偉大な画家がいたことを知ってもらい、家庭に眠る作品も大事にしてほしい」と話した。

 入場無料。28日までで、午前9時~午後4時。平日のみ。同会は静輝の作品を所有する人も探している。

詳細情報

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伊米ヶ崎公民館【開館のお知らせ】 | 魚沼市 https://www.city.uonuma.niigata.jp/docs/2015012300299/
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