御開帳されている法明院の不動明王像=長岡市宮本町1

御開帳されている法明院の不動明王像=長岡市宮本町1

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開創800年記念 不動明王像 御開帳 長岡・法明院

新潟日報(2021年6月22日)

 新潟県長岡市宮本町1の法明院が7月6日まで、開創800年記念として本尊を御開帳している。身体を健やかにし、厄難を払う御利益のある不動明王像を本堂で公開するほか、本尊の手とつながる綱を握って参拝し、願いを届ける「お手綱」も催している。

 法明院は鎌倉初期の1221年、高野山の高僧により開創された古刹(こさつ)。境内には樹齢約450年という大イチョウや、平安時代に流行した疫病を収めたと伝わる弘法大師の像をまつった「厄除け大師堂」がある。

 御開帳は2019年に大谷宥真(ゆうしん)住職(37)が就任した際など、節目の行事に行われてきた。今回は市内のグループが作ったつるしびな飾りも本堂に展示し、彩りを添えている。

 大谷住職は「新型コロナウイルス禍で大変な生活が続く中、御開帳の機会に寺を訪れて手を合わせてもらい、少しでも心穏やかに日々を過ごすきっかけになれば」と話している。

 御開帳は午前9時~午後5時。問い合わせは法明院、0258(46)3528。

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