能登ふぐを使った夏用のメニューを味わう参加者=七尾市内

能登ふぐを使った夏用のメニューを味わう参加者=七尾市内

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能登ふぐのツアー造成 七尾市内で夏メニュー試食

北國新聞(2021年6月23日)

 能登沖で漁獲されるフグ「能登ふぐ」の料理メニューが堪能できるグルメ観光ツアーが今年度から、七尾市内を中心に展開される。「ななお・なかのとDMO」が観光庁の事業採択を受け、七尾商工会議所や能登ふぐ事業協同組合(七尾市)などが実施する。能登ふぐを使ったグルメと、市内の観光資源を組み合わせて発信し、コロナ禍後の地域振興につなげる。

 ツアー実施は、21日夜に七尾市府中町の「番伊」で開かれた同組合の夏メニュー試食勉強会で報告された。

 七尾城などの名所と、能登ふぐのアレンジ料理を楽しむツアーを造成する。観光庁の「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業」に採択され、事業費1500万円が全額補助される。

 試食勉強会には22人が出席し、杉原省理事長と番伊で開発した「冷製蒸物 能登河豚二味(ボイル昆布〆)炊き合わせトマトコンソメジュレかけ」など6品が提供された。冷凍された七尾産トラフグによる「テッサ」や、「河豚ステーキ」も好評だった。

 杉原理事長、茶谷義隆市長、七尾商工会議所の大林重治会頭があいさつした。

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