金色にデザインした田嶋酒造の「福千歳 ザ・ゴールド」=6月23日、福井県福井市桃園1丁目

金色にデザインした田嶋酒造の「福千歳 ザ・ゴールド」=6月23日、福井県福井市桃園1丁目

福井県 福井・永平寺

純米大吟醸は金の輝き、メダルをイメージして発売 田嶋酒造「福千歳 ザ・ゴールド」

福井新聞(2021年6月24日)

 田嶋酒造(本社福井県福井市桃園1丁目、田嶋徳彦社長)は、東京五輪・パラリンピック開催に合わせ、メダルの金色をイメージした純米大吟醸酒「福千歳 ザ・ゴールド」を6月22日、発売した。無ろ過で瓶詰めした酒は淡い黄金色で、ラベルも金ぴか。杜氏(とうじ)の田嶋雄二郎さん(32)は「華やかなお酒ができた。明るい気分になってもらえれば」と話している。

 酒の黄金色は、コメとこうじから出る自然な色味。ろ過を行わないことで、コメのうま味や力強さを残している。原料は酒米「越の雫」と飯米「ひとめぼれ」(ともに県産)をブレンドし、甘みを抑えキレのある後味に仕上げた。冷やして飲むのがおすすめという。

 同酒造は2年前から、杜氏の田嶋さんのアイデアで黒、白、黄色などのコンセプトカラーを持たせた商品を展開しており、今回はその第4弾。「オリンピック観戦のお供や、良いことがあったときのお祝いの酒として楽しんでほしい」とPRしている。価格は税込み1800円。

えきねっと びゅう国内ツアー

福井・永平寺 ニュース