柔らかな色合いの日本画24点が並ぶ「萌の会」の作品展=6月25日、福井新聞社・風の森ギャラリー

柔らかな色合いの日本画24点が並ぶ「萌の会」の作品展=6月25日、福井新聞社・風の森ギャラリー

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優しい色合い、「萌の会」日本画作品展 福井新聞社・風の森ギャラリーで開催

福井新聞(2021年6月26日)

 福井県内の日本画愛好家でつくる「萌(もゆ)の会」の作品展「第42回萌(もゆ)展」(福井新聞社後援)が6月25日、福井新聞社・風の森ギャラリーで始まった。岩絵の具などで描かれた四季折々の花など優しい色合いの24点が並ぶ。27日まで。

 同会は、1979年から毎年作品展を開いている。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になったため2年ぶり。50~90代の会員9人が出品した。タンポポやアジサイのほか、山々の風景などを題材にした作品が目を引く。

 出品者最高齢の女性(93)の「少年は」は、さまざまな青色で表現した夜空に浮かぶ星座を指さす少年の後ろ姿を描いた。

 講師を務める勝田輝雄さん(80)は「岩絵の具は光を乱反射させ、柔らかい色合いに仕上がるのが魅力。個性光る会員らの作品を見ていってほしい」と話していた。

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