散策道の整備のため丸太を運ぶ会員

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縄文ワンダーランドに散策道整備へ 小矢部

北日本新聞(2021年6月28日)

 小矢部市の桜町石斧(せきふ)の会(山本護会長)は7月4日、桜町JOMONパークに隣接する縄文ワンダーランド内に散策道「探検の小径(こみち)」を整備する。5年計画で進める「縄文の森づくり」の一環で、子どもたちが森を探検しながら植物や小動物を観察できる環境を目指す。27日は現地で会員が準備作業した。

 探検の小径は延長150メートル、幅1メートル。一帯はゼンマイやワラビなどの山菜が自生しており、散策を通して四季折々の変化を肌で感じてもらう。4日は散策道沿いに丸太(直径10センチ、長さ2・5メートル)100本を設置し、植物の案内看板を立てる。

 27日は会員5人が散策道の出発点に丸太を運んだ。山本会長は「どんな植物や小動物に出合うか、わくわくしながら歩くことのできる散策道をつくりたい」と話す。

 縄文の森づくりは、ワンダーランド内の100平方メートルの土地を活用し、縄文人が食べていたとされる果物などを植える本年度からの取り組み。5月にはアケビとヤマブドウの苗木計9本を植樹した。

 同会は4日の作業の参加者を募集している。時間は午後2時~4時。手袋、長靴、ヘルメットは各自用意する。雨天中止。問い合わせは山本会長、電話090(2123)9946。

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