60万人目の入館者となった大野市上庄小児童ら=6月25日、福井県若狭町鳥浜の若狭三方縄文博物館

60万人目の入館者となった大野市上庄小児童ら=6月25日、福井県若狭町鳥浜の若狭三方縄文博物館

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縄文博物館の入館60万人突破 若狭町鳥浜、2000年オープン

福井新聞(2021年6月28日)

 福井県若狭町鳥浜の若狭三方縄文博物館の入館者数が6月25日、60万人を突破した。修学旅行で訪れた大野市の児童に記念品が贈られた。

 同博物館は鳥浜貝塚の発掘調査の成果を後世に伝え、縄文文化への関心を高めてもらおうと2000年4月に開館した。鳥浜貝塚の出土品などが展示され、勾玉(まがたま)づくりといった体験もできる。

 60万人目となったのは同市上庄小の6年生18人。サプライズで登場した渡辺英朗町長から、土偶や埴輪(はにわ)など高さ約8センチほどのフィギュアが全員に贈られた。

 初めて訪れたという児童は「たくさんの人が来てるんだと思った。縄文時代の人々の生活がよく分かった」と笑顔だった。

 同博物館によると、今年は鳥浜貝塚調査開始から60周年の節目という。永江寿夫館長は「非常に感慨深い。これからも縄文文化を発信し続けたい」と話していた。 

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