神奈川県鎌倉市でジャム店を営む菓子研究家いがらしろみさん(神奈川県鎌倉市)を講師に招いたジャム作り教室が27日、松本市中央2の信毎メディアガーデンで開かれた。同市などの15人が参加。県内産のアンズを使い、蒸留酒やハーブを加えるなどしてアレンジした5種類の作り方を学んだ。
ジャム製造のスドージャム(松本市)が企画。いがらしさんは、刻んだ県内産の生食用アンズ「ハーコット」に、桃を加えたり、コニャックとオレンジピールを混ぜたりして煮つめ、さまざまな味わいに変化させた。
いがらしさんは「ジャムは家庭にある道具でも作りやすい。お菓子を作るように自由に楽しんでほしい」。参加した塩尻市の田中邦子さん(60)は「ジャムを作ったことはないが、いろいろな(材料の)組み合わせがあって魅力的。挑戦してみたい」と話していた。