氷室小屋から雪氷を取り出す白装束姿の湯涌温泉観光協会員=金沢市湯涌町

氷室小屋から雪氷を取り出す白装束姿の湯涌温泉観光協会員=金沢市湯涌町

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金沢・湯涌温泉で2年ぶりに氷室開き 初めて仕込んだ酒奉納

北國新聞(2021年7月1日)

 1日の「氷室の日」を前に、金沢市の湯涌温泉で30日、夏の風物詩「氷室開き」が2年ぶりに行われた。湯涌温泉観光協会員が玉泉湖畔の氷室小屋に貯蔵していた雪氷と、今年初めて一緒に仕込んだ氷室酒を取り出し、近くの薬師寺に奉納した。

 氷室開きは冬場に氷室小屋に雪を貯蔵し、夏に将軍家に贈った加賀藩の風習を再現する行事。湯涌温泉観光協会が1986年に復活させて以来、コロナ感染防止のため中止した昨年を除き、毎年開催してきた。

 氷室小屋では、関係者のみによる式典が行われ、協会の安藤有会長があいさつし、山野之義市長が祝辞を述べた。湯涌小4年生2人と湯涌保育園の1~5歳児17人がひんやりとした雪氷の感触を楽しんだ。

 協会によると、今年は冬場の大雪や気温が低い日が続いた影響で、例年以上に多くの雪が小屋に残っていたという。安藤会長は「コロナ感染が広がらないよう祈った」と話した。

 氷室酒は、湯涌産の酒米で作られたやちや酒造の地酒「白鷺(しらさぎ)」で、1日から湯涌の2商店や一部の旅館で販売される。雪氷は1日に県と市、5日に市と友好交流都市協定を結ぶ東京都目黒、板橋両区に贈られる。

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