各面の漢字を組み合わせて山の名前を作る作品と轟さん

各面の漢字を組み合わせて山の名前を作る作品と轟さん

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いろいろな角度から山を遊ぼう 池田町立美術館でデザイン展

信濃毎日新聞(2021年7月3日)

 北アルプスを望む池田町立美術館で3日、山をテーマにした県内デザイナーたちの作品展「デザインで山あそび!」が始まる。ポスターや造形品など100点近くを展示。デザインを通して想像力を膨らませる、山の新たな楽しみ方を味わってほしいとアピールしている。

 ポスターは、山の日にちなんで制作した22点と、登山ブームに沸いた昭和30年代の34点など。デザイナーの「自由研究」を並べたコーナーもあり、長野市の轟久志さん(47)は、各面に「岳」や「馬」などの漢字を大きく一字ずつ印刷した立方体を20個制作。漢字を組み合わせて北アの山岳名をそろえる趣向で、「子どもたちに身近な山の違った見方、視点を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。

 8月29日まで。月曜休館(7月19日、8月16日は開館。7月20日、8月17日は休館)。一般600円、高校・大学生450円、中学生以下無料。

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