福井農林高の生徒と、みそ製造販売の米五(福井県福井市)が共同開発したスイーツが、同市春山2丁目の「みそカフェmisola(ミソラ)」で提供されている。同校自慢の桃や卵、同社の甘酒やみそが使われている。同校の生徒は「試行錯誤を繰り返して出来上がった自慢のメニュー。ぜひ味わってほしい」と笑顔で話していた。7月11日まで。
同校の生活科学科では昨年から、3年生の課題研究の一環で同社と共同して商品開発に取り組み、期間限定でメニューを提供している。今年は同校で育てた桃と同社の甘酒を使ったスムージーなど全5種を考案した。同社に2度出向き、アドバイスをもらいながら改良を積み重ねてきた。
「甘酒レアチーズケーキ みそジェラート付き(税込み550円)」は砂糖を一切使わず、米こうじで作られた甘酒やはちみつなど食材の甘みを生かしており、レモンのシロップ漬けが添えられている。「みそブリュレwithクッキー(330円)」は同社の白みそと同校の卵を使用。考案した生徒は「蒸す時間を決めるのに苦労した。表面はグラニュー糖をまぶしあぶっていて、カリッとしている。中身は口当たりが良いのが特徴」とアピールしている。
このほか、カスタードを挟んだホットサンドなどがある。生徒は期間中の平日、交代で接客も行う。水曜定休。