７月７日にオープンする福井県高浜町塩土のシーフードマーケット「ＵＭＩＫＡＲＡ（うみから）」の除幕式が６日、同施設で開かれた。

　鉄筋コンクリート２階建ての同施設は、食品スーパーとレストランが一体になった６次産業施設。海が一望できるオープンテラスもある。魚離れや漁獲量の減少などで低迷する高浜の水産業の活性化を目指していく。

　セレモニーには野瀬豊高浜町長や同町高浜保育所の年長児ら約６０人が出席。除幕式の後、園児らが食品スーパーに設置された大型水槽３基にイサキとマハタ計１４匹を投入した。買い物客が泳ぐ魚を購入できるほか、刺し身に調理して食堂などで食べることもできる。

　野瀬町長は「人が集まる拠点としてにぎわってほしい。海水浴だけに限らず、高浜にいつ来ても楽しめるような観光コンテンツを今後も整えていきたい」と述べた。

　営業時間はマーケットが午前９時～午後８時、食堂が午前１０時～午後４時半。２４日以降は金・土・祝前日に食堂の夜間営業（午後５時半～同１０時）を行う。駐車場は５６台分。問い合わせは同社＝電話０７７０（７２）３５２８。