伊那市は、南アルプスの自然の魅力を発信する企画展を市役所1階市民ホールで開いている。パネルやポスターなどで南ア北部の山々や登山の注意点、地形・地質などを紹介している。
鋸(のこぎり)岳や仙丈ケ岳、塩見岳といった山の標高や、登山の難易度、見どころなどをパネルで解説。登山道の分岐点などに設置される道標や南ア周辺で採取した岩石を紹介するコーナーもある。同市長谷の山岳写真家津野祐次さんが鹿嶺高原から撮影した仙丈ケ岳などの写真14枚も並べた。
市観光課の担当者は「地元の自然を見つめ直す機会にしてほしい」としている。9日まで。