長野市街地を走る「東急バスカラー」の長電バス

長野市街地を走る「東急バスカラー」の長電バス

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東急カラーのバス、長野市内を走る 17日に撮影会

信濃毎日新聞(2021年7月7日)

 長電バス(長野市)は6日、長野―東京間の特急バス運行開始60年を記念し、当時ともに同じ区間を運行していた東急電鉄(東京)の「東急バスカラー」に塗装した路線バスの車両2台を長野市内でお披露目した。他社のバスカラーに塗装するのは全国的にも珍しいという。この日、2台が長電バス本社から長野駅までの約15キロを走り、沿道や停留所で熱心に写真を撮る人もいた。

 東京急行電鉄(現・東急電鉄)と長野電鉄はともに1961(昭和36)年から、同じ停留所を使って長野―東京間を運行。東急バスカラーは銀色をベースに赤色や水色のラインが入る。車両2台のうち1台は60年前のデザインを再現、もう1台は現在の車両と同じデザインだ。

 7日から長野市内の6路線で走る。長電バス乗合・乗用部の鈴木立彦部長は「記念のバスを見かけたらラッキーと思ってもらえたらいい。この機会にバスに乗って出掛けてほしい」と話す。17日午前9時半~午後3時、長電バス長野営業所で撮影会を開く。車での来場は不可。長野駅から出るシャトルバスか、路線バスを利用する。

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