富山調理製菓専門学校の調理技術科2年生は8日、富山市総曲輪4丁目の同校に隣接する「レストラン アオイケ」の客に、初めて薬膳料理を提供した。
「富山やくぜん」認定委員を務める中島克己教諭の指導の下、メニューを考案した和食コースの13人が調理した。
乾燥タンポポを浸した酢と水橋地区の漁港で水揚げされたアジを使って握ったすしのほか、ジュンサイやトウキ、ハナビラタケの冷製スープなどコース料理7品を出した。
材料の山菜や魚介類の多くは県内産。中島教諭は「薬膳料理を定番メニューにしていきたい」と話した。