愛知県境に近い根羽村茶臼山高原(約1200メートル)でイワガラミが咲き誇っている。白い花が、樹木に高く巻き付いたつるから咲き、木漏れ日を受けて訪れた人を迎えていた。
イワガラミは、カエル館・茶臼山高原両生類研究所周辺の樹木に巻き付いている。木の下から見上げると白い花が緑の葉に映えて美しい。同研究所によると、遠くから見るとツルアジサイに似ており、見間違える人も。7月末までが見頃だ。
岐阜県安八町から家族で訪れた会社員西垣孝弘さん(40)は「珍しいですね。初めて見ました」と話し、しばらく見上げていた。