多彩な収蔵品を紹介する「70年のキセキ 人生に寄り添うコレクション」の会場

多彩な収蔵品を紹介する「70年のキセキ 人生に寄り添うコレクション」の会場

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「人生に寄り添う」69点 高岡市美術館 きょうから創立70周年記念展

北日本新聞(2021年7月16日)

 高岡市美術館は16日から8月29日まで、創立70周年記念展「70年のキセキ 人生に寄り添うコレクション」を同館で開く。明治から平成までの日本画や洋画、工芸、造形など幅広いジャンルの収蔵品69点を展示する。15日、報道関係者向けの内覧会が行われた。

 同館は1951年に北陸初の公立美術館として高岡古城公園内に開館。94年に現在の中川1丁目に移転した。本年度は70周年を記念し、春夏秋冬の4回の展覧会を通して収蔵品を紹介する。

 第2弾の今回は、高岡ゆかりの作家を中心に国内外の55人の作品を紹介。鑑賞者の人生の物語をイメージし、11のテーマで構成する。「夏の思い出」のテーマでは、少年6人を描いた高岡市出身の日本画家、小坂勝人の「夏」、「故郷を想う」では日本画家の横山大観の「雨晴義経岩」などを展示。「学びの森にあそぶ」には、高岡市の重要無形文化財保持者(人間国宝)、金森映井智さんの「象嵌(ぞうがん)鋳銅花瓶」と大澤光民さんの「鋳ぐるみ六稜鋳銅花器」などをそろえる。板画家の棟方志功や、米アーティストのマン・レイらの作品も並べる。

 観覧料は一般500円、高校・大学生400円、中学生以下無料。月曜休館。

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