悪魔払いの砂像を制作する金石町壮年会員と古永さん(右)=金沢市金石西2丁目

悪魔払いの砂像を制作する金石町壮年会員と古永さん(右)=金沢市金石西2丁目

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悪魔払いを砂像に 金沢・金石町壮年会制作 大野湊神社夏季大祭縮小で

北國新聞(2021年7月19日)

  〈クリエーター古永さん協力〉

 金沢市の金石町壮年会が今月上旬から、金石地区に伝わる伝統芸能の舞「悪魔払い」をモチーフにした砂像の制作に取り組んでいる。舞を奉納している市無形民俗文化財「大野湊神社の夏季大祭」は、コロナ禍で昨年に続き今年も神事のみの開催に。住民に少しでも祭り情緒を感じてもらおうと、邪気払いの願いを込めた砂像を30日~8月1日の夏季大祭に合わせて披露する。

 砂像は、夏季大祭で祭神が遷座する日和山仮殿(金石西2丁目)近くに設ける。千里浜砂像協会長で砂像クリエーターの古永健雄さん(50)=羽咋市千路町=の協力の下、壮年会の会員約30人が週末に制作を進めている。

 高さ2メートル、幅2・7メートル、奥行き1・3メートルで、約10トンの砂を使用。悪魔払いの踊り手である、弓を担ぐ般若や刀を振るう翁(おきな)、まさかりを構える天狗(てんぐ)のほか、ホラ貝を吹く「神武」をデザインする。

  〈100年以上続く伝統の舞〉

 悪魔払いは、金石地区に100年以上前から伝わるとされ、夏季大祭では地元の高校生が踊り手や笛、太鼓役となり、大野湊神社での奉納以外に地区内の家々全約3千戸を回って披露している。今年は例年7月の練習会も中止となっており、砂像を設置することで来年への機運向上にもつなげる。

 18日も会員が午前中から、こてやのみを手に制作を進めた。吉﨑剛会長は「みんな祭りが恋しくてたまらない。コロナ禍が長引くが、明るい話題を届けたい」と意気込んだ。古永さんは「祭りに掛ける熱い想いに心が動かされた。精いっぱいバックアップしたい」と話した。

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