展示された大島氏の遺品=金沢市のいしかわ総合スポーツセンター

展示された大島氏の遺品=金沢市のいしかわ総合スポーツセンター

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東京五輪高まる期待 なつかし1964 たのしみ2021

北國新聞(2021年7月19日)

  〈大島鎌吉氏遺品を展示 選手団長着用のユニホーム、ブレザー〉
  〈いしかわ総合スポーツセンター〉

 東京五輪開幕を目前に控え、金沢市のいしかわ総合スポーツセンターで18日までに、1964年の東京五輪で日本選手団長を務めた大島鎌吉(けんきち)氏(同市出身)の遺品展示が始まった。

 大島氏は1932年のロサンゼルス五輪三段跳び銅メダリストで、同大会で着用したユニホームとブレザーが飾られた。遺品は数年前に大島氏の母校である金沢商高から石川県体協に移管されたもので、五輪ムードを高めようと企画された。大会終了まで展示する。

 県体協によると、県内に残る大島氏ゆかりの品は多くない。担当者は、保存のため恒常的な展示は難しいとし「五輪が開かれる機会に、地元にこんなに立派な人がいたということを知ってほしい」と話した。過去の五輪の大会ポスターも飾られた。

  〈当時のポスター4点確認 金沢の伊藤さん 「音頭」のレコードも〉

 1964(昭和39)年東京五輪のポスター4点が金澤ふるさと倶楽部の伊藤正宏さん(74)=金沢市神宮寺1丁目=方で確認された。公式ポスターのほか、抽せんで五輪入場券が当たる定期預金を銀行が宣伝するものもあり、国民に支えられた五輪の姿を今に伝える。

 23日の五輪開幕を前に、所蔵品を整理していて見つけ、額装して知人らに披露している。

 公式ポスターは4連作のうち3作品があった。61年に10万枚が印刷された第1号は亀倉雄策さんのデザインで、日の丸と五輪を力強く表現。B1判の第2、3号は陸上100メートルのスタート場面と競泳バタフライの写真を使用している。

 富士銀行が発行した割増金付き定期預金のポスターは、B1判が縦に2枚連なる超大型で、モチーフは体操のつり輪の選手。「賞金とオリンピック入場券があたる」と記されている。

 伊藤さん方には、63年に作られた「東京五輪音頭」のレコードも7枚ある。三波春夫さん、三橋美智也さん、北島三郎さん、坂本九さんらが歌い、五輪ムードを盛り上げた。

 前回五輪時は高校2年でテレビ観戦に熱中した伊藤さんはコロナ下の開催となる今回について「前回に比べて盛り上がりに欠け、残念。せめて県勢の活躍を見たい」と願った。

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