新潟県内や近県の小中高校の修学旅行需要が拡大していることを受け、三条観光協会はホームページ(HP)上に相談窓口を設置した。観光施設や企業など市内10カ所を紹介し、誘致に向けアピールしている。
同協会の集計によると、2020年度は県内の学校を中心に、747人の児童・生徒が、修学旅行などで三条市を訪問した。21年度は7月までに、前年並みの750人の訪問が決まっており、さらなる誘致拡大が見込めるという。
公式HPでは、金属加工や工作機械を製造している企業や、三条市立大、市内の道の駅などを掲載。受け入れ可能な人数や料金、時間などとともに、ものづくりの体験や食などPRポイントを紹介している。
同協会事務局は「新型コロナウイルス感染の拡大後、近場での工業体験などの要望が増している」とし、旅行エージェントや学校関係者への情報提供も強化していくという。
HPアドレスは、https://www.city.sanjo.niigata.jp/sanjonavi/special_contents/13898.html