レンゲツツジを植樹する石川さん(左)ら

レンゲツツジを植樹する石川さん(左)ら

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持続可能な「植樹ツアー」原村から発信へ 村有林にレンゲツツジ

信濃毎日新聞(2021年7月21日)

 エコツーリズムの普及や地元ガイドの養成を担う原村の会社「八ケ岳登山企画」が、新たなツアー商品として「植樹ツアー」を準備している。村から村有林の整備の一部を無償で請け負い、広く参加者を募って整備そのものを楽しむ取り組み。村に何度も通ってくれるリピーターを増やしたいとしている。

 植樹するのは八ケ岳美術館近くにある村有林。村は昨年度、一帯の眺望をよくするため1ヘクタールで立ち木を伐採し、本年度から5年かけ、跡地にレンゲツツジ750本を植える計画を進めている。

 新型コロナの影響で観光客向けのガイドの需要が減少している同社は、一方でSDGs(持続可能な開発目標)への関心の高まりを捉え、村有林一帯をエコツーリズムに生かすことを村に提案。1年契約で草刈りなどの整備を無償で担い、植樹をツアー商品にすることにした。開催時期は秋頃を検討している。

 ツアー後、参加者に植えた木の成長の様子を定期的に写真などで伝え、再訪に結び付けて地元の宿泊や観光などの活性化につなげたい考え。代表取締役の石川高明さん(53)は「持続可能なツアーを考え、何回もお客さんが来る場にしたい」と話している。

 同社は14日、エコツーリズムのガイドを対象に、村内で植樹の研修会を開催。ガイド10人が県諏訪地域振興局林務課から伐採や植樹の意義を学んだ。植樹時の指導役になってもらうことも想定している。

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