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ポーランド応援の光、敦賀ムゼウムに五輪合わせ点灯

福井新聞(2021年7月25日)

 東京五輪・パラリンピックで福井県敦賀市がホストタウンとなっているポーランドの国旗を模したライトアップが、敦賀市金ケ崎町の資料館「人道の港敦賀ムゼウム」で行われている。大会期間中、歴史的に縁が深い国の選手団にエールを送る。

 同市とポーランドは、1920~22年にシベリアに取り残されていたポーランド孤児が日赤の救済事業で敦賀港に下り立った歴史的なつながりがある。ライトアップは、選手団を応援しようと市が企画。孤児の第1陣が上陸し101周年となる7月22日に始めた。

 洋館を模した建物の東側がメインとなる。下から照らす投光器に赤色のフィルムをかぶせ、上半分には白色光を照射。紅白のポーランドの国旗が浮かび、訪れた人は写真に収めていた。

 ライトアップは東京五輪の8月8日まで、パラリンピックの8月24日~9月5日、午後7時から2時間行う。動画投稿サイト「YouTube」では選手団を応援する映像を公開している。

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