安曇野市豊科光の光城山(911メートル)にある桜並木の保全に取り組む「光城山1000人SAKURAプロジェクト」は25日、登山口駐車場で地元農家が野菜を販売する軽トラ市を開いた。光城山に関心を高めてもらおうと企画し、3年目。新鮮な夏野菜が並び、登山客らが買い求めた=写真。
地元農家7戸が軽トラックの荷台にミニトマトやタマネギ、ピーマンなどを並べた。山歩きを楽しんだ家族連れや中高年、地元住民が訪れ「この野菜はどんな料理に使うといいですか」などと農家と会話しながら購入していた。
野菜販売に合わせ、11月に計画する桜の植栽などプロジェクトの活動も紹介。代表の宮沢英雄さん(74)は「里山の魅力をPRし、地域活性化や桜並木を守る活動につなげたい」と話した。軽トラ市は8月1、29日、9月5日の各日午前8~10時にも開く。