上田電鉄(上田市)は8月10、24日、夏休みの特別イベント「電車の点検体験と運転室乗車体験」を開く。別所線開業100周年記念の一環で、参加者が自分で点検した臨時電車に乗って下之郷―上田間を往復。運転士の操作を間近で見られ、車内放送も体験できる。両日とも10人限定で参加者を募集している。
参加者は下之郷駅隣の車庫でブレーキやドア、パンタグラフを点検。上田駅に向けて出発し、往復する間に運転室の乗車、車内放送ができる。上田駅では全国でも珍しくなったという手動で切符に日付を入れる機械の操作も体験できる。小学生以下は保護者同伴で参加料は1人5千円。
8月3、17日には小学生限定で同様の催しを開く。電車は運行しないが、車庫内の車両で点検や車内放送を体験。同社の制服の帽子や作業用ヘルメットを着けて記念撮影もできる。定員各10人。子ども千円、保護者500円。申し込みは8月13、16日を除き同社運輸部(電話0268・39・7117)で受け付ける。