炭火でウナギを焼く従業員=金沢市の近江町市場

炭火でウナギを焼く従業員=金沢市の近江町市場

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近江町市場 土用の丑、ウナギ香ばしく

北國新聞(2021年7月29日)

 「土用の丑(うし)の日」の28日、金沢市の近江町市場ではウナギのかば焼きを買い求める人が詰め掛けた。今年は国産ウナギの入荷が安定し、昨年より1~2割安くなっている。市場内には香ばしい匂いが漂い、買い物客が長蛇の列をつくった。

 今年の丑の日は2004年以来17年ぶりに水曜に当たった。近江町の鮮魚店は水曜休みの店が多いが、丑の日は最大の書き入れ時のため、各店が足並みをそろえて大売り出しを行った。

 杉本水産では、かば焼き1本を3500~4800円で販売した。店長の杉本寛直さん(32)は「水曜だが客足は例年と変わらない。この時期の味わいを自宅で楽しんでほしい」と話した。

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