犀川や浅野川で1日、アユの網漁が解禁となった。初日は厳しい暑さの中、多くの愛好者が川に入り、獲物を狙って網を投じた。
午前5時から漁を楽しんだ会社員大谷一さん(31)=金沢市米泉町4丁目=は、犀川と浅野川で計250匹を捕らえ「昨年よりもアユが多い印象だった」と手応えを語った。
金沢漁協によると、今年は天然遡上(そじょう)が多く見られ、個体数が多い。一方、水量不足で成長が遅く、13~18センチの小ぶりなアユが中心という。八田伸一組合長は「例年より長い10月頃まで捕れそうだ」と話した。