じっくり熟成させた「三年子 黒らっきょ」=8月1日、福井県坂井市の道の駅みくに・ふれあいパーク三里浜

じっくり熟成させた「三年子 黒らっきょ」=8月1日、福井県坂井市の道の駅みくに・ふれあいパーク三里浜

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ラッキョウ熟成、加工「三年子」本格生産 道の駅で販売

福井新聞(2021年8月2日)

 福井県坂井市三国町の三里浜農産は、特産のラッキョウを熟成させる機械を導入して加工した「三年子(さんねんご) 黒らっきょ」の販売を8月1日から開始した。

 2年前から青森県の業者に委託し加工していたが、青森の波動熟成黒にんにく製造機を導入し自社商品用に改良。自社で製造から販売までを一貫して行う。昨年比で1・5倍、2千パック(600キロ)の商品を用意する。

 商品は、植え付けから収穫までに2度冬を越す全国唯一のラッキョウ「三年子」を、室温60度程度でじっくり熟成し、乾燥させる。

 抗酸化作用があるとされるポリフェノールの含有量は、生のラッキョウに比べて約20倍。うまみと栄養が凝縮されて甘みが増し、滋養強壮に効果が期待されるという。

 道の駅みくにの農産物直売所「ふれあいパーク三里浜」で取り扱っている。150グラム入りで税込み1080円。

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