初島で打ち上げ準備をする花火師ら

初島で打ち上げ準備をする花火師ら

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花火の準備、感謝を込めて 諏訪湖の初島

信濃毎日新聞(2021年8月3日)

 7月下旬から毎夜10分間、諏訪湖上に打ち上げられる花火。諏訪市沖の人工島「初島」では夕暮れ時、花火師らが発射の準備を進める。

 今年の諏訪湖の花火は、今月1~15日は例年15日に開いてきた伝統の諏訪湖祭湖上花火大会の代替イベントとして、16~29日は恒例の諏訪湖サマーナイト花火として開く。作業を担うのは小口煙火(諏訪市)。金属の発射筒に火薬や花火玉を入れ、導火線のついた紙でできたふたを取り付けて準備完了だ。

 昨年は新型コロナで二つの恒例イベントが中止となっただけに「打ち上げができてありがたい」と社長の小口晶大さん(32)。「来年は以前と同じような花火大会ができるように」と願って準備に汗を流している。

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