新型コロナウイルスの感染拡大で2年連続の中止となった松本市恒例の夏祭り「松本ぼんぼん」を紹介する企画展が7日、市街地の商業・観光施設や商店街で始まった。過去の祭りの写真パネルや記念撮影用のボードなどが並び、熱気や歴史を伝えている。
祭りの実行委員会に加わる松本商店街連盟が主催。メイン会場の松本駅ステーションビルMIDORI松本店4階には、学校や職場の仲間と踊る参加者らの写真パネル22点の他、運営スタッフが着た色とりどりのシャツを展示し、モニターで祭りの映像を流している。
同連盟副会長の山田善敬さん(70)は「来年こそ盛大に開くため、ぼんぼんの楽しさを思い出してほしい」と話している。メイン会場は16日までの午前10時~午後8時。無料。