最新機器のそろった館内を見学する出席者=金沢市野町3丁目

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産業、未来育む新拠点 旧野町小 創造館が開館 10日和食グランプリでこけら落とし

北國新聞(2021年8月9日)

 金沢市が旧野町小校舎を活用して整備した「金沢未来のまち創造館」の開館式は8日、野町3丁目の同館で行われ、地域の新たな拠点完成を地元住民らが祝った。施設は3Dプリンターなど最新の設備をそろえ、産業の創出や未来を担う人材育成を目指して運用する。10日に「全日本高校生WASHOKUグランプリ」(北國新聞社後援)をこけら落としとして開催し、11日から一般供用を開始する。

 式では、山野之義市長が「将来のある人が旅立つ場所として、ますますこの地域が元気になるような施設にしたい」と式辞を述べ、久保洋子市議会議長が祝辞を贈った。式後は見学会が開かれた。

 創造館は、起業支援、子どもの独創力育成、食文化の継承・発展を運用の3本柱とする。2階には共有の仕事場や24時間使えるオフィス、3階には3Dプリンターやレーザー加工機をそろえた子ども向けの創作・工作スタジオを設け、4階には調理室や食の研究設備を置いた。1階には交流カフェや展示スペースのほか、野町公民館が入る。

 そのほか多目的室には、次世代通信規格である第5世代(5G)移動通信システムのネットワーク環境を整備した。施設の事業活動は一般社団法人CLL(昭和町)に委託する。

 敷地内には、旧野町小跡地であることを示す跡地碑、金沢三文豪の一人で同校卒業生である室生犀星が作詞した同校の校歌碑も建てられ、開館式に先立ち除幕式が行われた。

 旧野町小は2014年4月に旧弥生小と統合して泉小となり、校舎は17年3月まで仮校舎として使われた。旧校舎を増改築した創造館は4階建てで、延べ床面積は約4千平方メートル。改修工事は昨年7月~今年5月に行われた。総事業費は約11億5千万円。

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