地元産のショウガを使ったあめをPRするJAあおばの職員。小玉ユキさんがおわらのイラストを添えた

地元産のショウガを使ったあめをPRするJAあおばの職員。小玉ユキさんがおわらのイラストを添えた

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甘酸っぱいショウガあめ 漫画家の小玉さんイラスト協力

北日本新聞(2021年8月10日)

 JAあおば(富山市八尾町福島)が地元産のショウガを使ったあめを作った。ユズとハチミツなどを加え、甘酸っぱく仕上げた。パッケージには八尾町の伝統行事「おわら風の盆」を題材にした漫画「月影ベイベ」の作者、小玉ユキさんのイラストを添え、富山の食と文化をPRする。

 商品名は「越中恋風(こいかぜ)ゆずしょうがアメ」。JAあおばが栽培に力を入れる管内産のショウガと、2年連続中止となったおわら風の盆を広くアピールしようと、サクマ製菓(東京)と協力して考えた。

 商品価値を高めるため、同JAが1月、出版社を通じて小玉さんにイラストの協力を依頼したところ、快諾してもらった。

 パッケージには艶っぽい所作を決める男女の踊り手が描かれる。県民謡越中八尾おわら保存会のバックアップも受け、あめの個別包装には「豊年踊り」「男踊り」「女踊り」の説明書きを加えた。

 八尾、婦中、大沢野、大山地域にある同JAの直売所などで取り扱っている。今後は県外客向けに売り出せるよう販路拡大を目指す。担当した営農経済部の岡崎隼弥さん(28)は「地域を代表する商品にしていきたい」と話す。

 1袋約20個入りで、300円。問い合わせは同JA、電話076(454)3170。

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