作品を陳列する関係者=能美市九谷焼美術館浅蔵五十吉記念館

作品を陳列する関係者=能美市九谷焼美術館浅蔵五十吉記念館

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現美能美展 郷土作家の作品103点並ぶ

北國新聞(2021年8月11日)

 第77回現代美術展能美展(一般財団法人石川県美術文化協会、北國新聞社、能美市、川北町など主催)は11日、能美市の九谷焼美術館で開幕する。10日は作品の陳列作業が行われ、郷土作家の作品103点が並べられた。

 県立美術館と金沢21世紀美術館の本展に続く巡回展は加賀、白山、七尾、小松に続き、能美が最後の開催となる。日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真の計6部門で構成され、委嘱作品や一般公募の入賞作が展示される。能美市、川北町からは作家65人が作品を寄せる。7月28日に81歳で死去した日本芸術院会員の武腰敏昭氏の遺作も展示される。

 日本画、工芸、写真は五彩館、洋画、彫刻、書は浅蔵五十吉記念館がそれぞれ会場となる。会期は22日までで、入場料は一般430円、75歳以上320円で、2会場共通入場券となる。高校生以下は無料。初日のみ午前10時から開催する。

 同展は新型コロナの影響で、開場式と作家が作品解説を行うギャラリートークを中止とする。「親子で楽しむ現代アート 新しい九谷焼絵付体験」は21、22日に実施される。

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