富山駅で行われた記念演奏

富山駅で行われた記念演奏

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ピアノ自由に楽しんで 富山市のまちなか3カ所に設置

北日本新聞(2021年8月12日)

 児童館や幼稚園で使われていたピアノを活用し、富山市のまちなかを振興する「ストリートピアノ・プロジェクト」が、進んでいる。富山駅構内など3カ所に設置されたピアノが11日、市民に開放され、訪れた家族連れが演奏を楽しんだ。

 コロナ禍の閉塞(へいそく)感が漂う中で、市民に音楽を通して生き生きと暮らしてもらえる環境をつくろうと、市が企画した。

 3台のピアノは、旧星井町児童館や呉羽幼稚園で使われていたもので、現在は市が所有している。7月中旬に富山駅南北自由通路やオーバード・ホール、ユウタウン総曲輪ウエストプラザに1台ずつ設置。富山大芸術文化学部OGの画家、池田愛花里さんがペイントを施し、彩りを添えた。

 この日、市民への開放に合わせて各会場で記念演奏が行われた。富山駅では、桐朋学園富山キャンパス(同市呉羽町)の学生が、ヒマワリの種をテーマに描かれたグランドピアノでクラシックの曲などを披露した。

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