木場潟カヌー競技場で事前合宿した五輪メダリストをたたえる看板=小松市の同競技場

木場潟カヌー競技場で事前合宿した五輪メダリストをたたえる看板=小松市の同競技場

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小松・木場潟カヌー場 メダリストを看板で祝う

北國新聞(2021年8月12日)

 小松市は11日、市内の木場潟カヌー競技場で東京五輪の事前合宿に臨み、見事メダルを獲得した選手をたたえる看板を競技場の近くに設置した。合宿したチームからは金を含むメダリストが生まれ、市は看板を通じて世界トップ選手を支えた競技場をアピールするとともに、15日から小松入りする海外パラカヌー代表に励みにしてもらいたい考えだ。

 木場潟では、7月に海外5カ国が五輪事前合宿を行った。このうちニュージーランド(NZ)のリサ・キャリントン選手が女子カヤックシングル200メートル、同500メートル、ケイトリン・リーガル選手と組んだ女子カヤックペア500メートルで3冠を達成。英国のリアム・ヒース選手も男子カヤックシングル200メートルで銅メダルを獲得した。

 看板は1枚当たり縦91センチ、横180センチで、「祝 メダル獲得」の言葉とともに、選手ごとに名前と顔写真、メダルを獲得した競技名を記した。

 木場潟では24日開幕のパラリンピックに向け、15日に小松入りする英国とポルトガルをはじめ、NZ、フランス、カナダが事前合宿を予定する。市はパラカヌーでもメダリストが出れば看板に掲げる予定だ。

 市の担当者は「木場潟で調整した選手が五輪で最高のパフォーマンスを発揮してくれてうれしい。看板で刺激を受けて、パラカヌーの選手も活躍してほしい」と話した。

  〈市に感謝のメール〉

 五輪のカヌー競技でメダルを獲得したNZ、英国の各サポートチームから、事前合宿を受け入れた小松市に感謝を伝えるメールが届いた。

 市がメダル獲得を祝うメールを送ったところ、11日までに返信があった。NZのチーム代表は「小松に滞在させてくれてありがとう」とつづり、パラカヌーのチーム代表を兼務する英国の担当者は「滞在中のサポートありがとう。パラチームでまた会いましょう」と再会を期待した。

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