阿智村智里のスキー場「ヘブンスそのはら」で13日、リンゴの発泡酒シードルを味わう催し「シードルフェス」が2日間の日程で始まった。伊那谷の六つの醸造所が造ったシードルやジュースを標高約1400メートルの高原で楽しめる。
新型コロナウイルスの影響で催しの中止が相次ぐ中、密を避けられる高原で地元のシードルをアピールしようと、同スキー場や醸造所が初めて企画。7種類のリンゴと洋ナシをブレンドしたVinVie(ヴァンヴィ、松川町)や、地元産リンゴを100%使った喜久水酒造(飯田市)などの計16銘柄が並んだ。1杯税込み300~400円。
同スキー場マーケティング・戦略課長の谷沢信(たにざわしん)さん(45)は「甘さや苦み、香りが醸造所によって違う。ぜひ飲み比べて」と話している。催しは午後0時半~3時、午後5~7時半。