梅花の宴を再現した収録に臨む出演者

梅花の宴を再現した収録に臨む出演者

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令和典拠の「梅花の宴」再現 万葉集朗唱の会に向け収録

北日本新聞(2021年8月21日)

 10月1~3日に開催される「万葉集全20巻朗唱の会」に向け、元号「令和」の典拠となった万葉集の「梅花の宴」を再現する収録が20日、高岡市の御旅屋セリオで行われた。イベントの企画運営を担う市民団体「万葉集全20巻朗唱の会にいざなう会」(玉井晶夫会長)のメンバーらが、宴で披露された歌などを朗々と詠み上げた。

 朗唱の会は高岡万葉まつりのメインイベントで、万葉集全4516首を毎年3昼夜かけて2千人以上が歌い継ぐ。今年は当初、日中は高岡古城公園の特設水上舞台での朗唱、夜間は事前に募集した朗唱動画を流す予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で会場朗唱を中止し、動画朗唱のみで行うことになった。

 収録にはメンバーや角田悠紀市長ら約20人が万葉衣装を着て出演。市長は宴を催した大伴旅人、息子の家持を金森一郎市議が演じた。出演者は、宴で披露された「梅花の歌」32首などを思い思いの調子で一人ずつ朗唱した。宴の序文や、家持が宴に思いをはせて詠んだ歌も収めた。

 コロナ対策として2グループに分けて撮影した。玉井会長(77)は「コロナ禍の中だが収録できて良かった」と話した。

 宴を再現する取り組みは令和に改元した2019年から毎年実施している。募った動画は高岡ケーブルネットワークでの放送や、動画投稿サイト「ユーチューブ」での配信を予定する。

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