霧を人工的に発生させた客室の外観イメージ

霧を人工的に発生させた客室の外観イメージ

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自然とテクノロジー融合の宿 来秋、富山の「雅樂倶」内に

北日本新聞(2021年8月21日)

 富山の自然とテクノロジーを融合させた宿泊施設「ワンビエント神通峡」が2022年秋、富山市春日(大沢野)のリバーリトリート雅樂倶(がらく)内にオープンする。雲海や川などをテーマにした3棟4部屋を設ける。設計に携わる魚津市出身の建築家、浜田晶則氏が社長を務めるホテル企画運営会社、ホッジ(東京)が運営する。

 雅樂倶を運営するアイザック(魚津市)から敷地の一部を借り、1棟貸しの施設を建てる。

 チェックインの自動システムなどを導入し、スタッフを無人化する。太陽光発電や薪ボイラーを使い、環境負荷を低減。部屋の外回りに人工霧を発生させ雲海に浮かぶかのような景観づくりや、壁にフィルムを施し温室のような内装も演出する。宿泊者は雅樂倶内のレストランを利用できる。

 11月に着工する。敷地面積は6860平方メートル。建物はそれぞれ延べ99~145平方メートル。3棟のうち1棟は2部屋を備える。1泊料金は1部屋当たり12~15万円で、1部屋につき4~6人での利用を想定している。

 今後、同様の施設を滋賀県大津市でも建てる予定。ホッジは近く、富山県に本社を移転する。

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