カリフォルニアアシカを眺める子どもたち

カリフォルニアアシカを眺める子どもたち

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還暦、長野の城山動物園 ナイトズーなど催し多彩

信濃毎日新聞(2021年8月21日)

 長野市城山動物園(上松2)は20日、開園から60周年を迎えた。ニホンザルやカリフォルニアアシカといった人気の動物に親しめる施設として、世代を超えて市民に親しまれてきた。22日までの3日間は動物園を一層楽しんでもらおうと、夜間も開く「ナイトズー」など多彩な催しを企画している。

 1961(昭和36)年8月20日に開園。今年7月現在、哺乳類13種、爬虫(はちゅう)類4種、鳥類17種を飼育している。モノレールやメリーゴーラウンドなどの有料乗り物もある。

 この日は、指定管理者の市開発公社の久保田高文理事長(64)らが、記念にサル山北側にコヒガンザクラの苗木1本を植えた。久保田理事長は「動物園は今日で還暦。今後も末永くかわいがってほしい」と話した。

 市鶴賀田町の会社員春日麻衣さん(33)は、長女(2)と3カ月の長男を連れて初めて来園。夫の転勤でさいたま市から引っ越したばかりといい、「新型コロナウイルスの影響で子どもの遊ぶ場所が限られているが、無料で入れてとてもいい」と話した。

 ナイトズーは、通常の開園時間を4時間延ばして午後9時まで実施。21日午後4時からは、城山動物園親善大使で、新潟市が拠点のアイドルグループ「NGT48」の長野県出身メンバーらによるトークショーを開く。22日午後3時半ごろからは、サッカーAC長野パルセイロのトップチームとレディースの選手がカリフォルニアアシカとボールをパスし合う催しを行う予定。

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