宮崎小学校児童が夏をテーマに描いたうちわ=8月18日、福井県越前町宮崎コミュニティセンター

宮崎小学校児童が夏をテーマに描いたうちわ=8月18日、福井県越前町宮崎コミュニティセンター

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うちわや風鈴で夏祭り気分を 福井県越前町で代替企画

福井新聞(2021年8月21日)

 福井県越前町宮崎コミュニティセンターに、地元宮崎小児童が夏をテーマに描いたうちわや、越前焼の風鈴150個が飾られている。8月31日まで。

 コロナ禍で2年連続中止になった「みやざきコミセン夏まつり」の代替。まつりは毎年8月の第2土曜日に開かれ、児童の絵を貼ったうちわを配ったり、竹や越前焼の明かり取りで夕暮れ時を彩ったりしてきた。楽しみにしている住民も多く、宮崎地域コミュニティ運営委員会は気分だけでも味わってもらおうと、今回の展示を企画した。

 うちわは7月下旬から2学年ずつ展示。花火や昆虫、甲子園の熱戦など、それぞれが思う「夏」を元気いっぱい描いている。今月18日からは3、6年生の計65点を並べている。

 風鈴は、同委員会が主催する陶芸教室の生徒たちが作ったもので、外見(そとみ)には全て旧宮崎村の村花ヤマボウシの模様をデザイン。短冊の代わりにヤマボウシの写真をつるしており、涼やかな音色に合わせて、かれんな白い花が揺れている。

 同委員会の橋本直視委員長は「コロナに負けず、頑張る宮崎の力を感じてほしい」と話している。

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