富山県黒部市枕野の休耕田で、千本のヒマワリが見頃を迎えている。前沢地区を通るスーパー農道沿いにあり、通り掛かった人がスマートフォンで撮影していくなど注目を集めている。
同市枕野で農業に取り組む新枕野地区集落協定(高村茂良代表)が、きれいな景観をつくろうと初めて実施した。中山間地域等直接支払交付金で種を購入した。
5年ほど前から休耕田になっている700平方メートルの土地で、6月下旬に草丈の低い品種「サンマリノ」の種をまき、8月上旬に開花した。花は8月末まで楽しむことができるという。
高村代表は「工夫しながら美しい里山を残していけたらいい」と話した。ヒマワリの栽培は来年以降も続ける予定にしている。